Japanese
English
症例
血清CA125が異常高値を示したエリスロポエチン産生子宮筋腫の1例
A case of erythropoietin-producing uterine leiomyoma with remarkably high serum levels of CA125
牧野田 佳
1,2
,
村松 俊成
1
,
牧野田 知奈美
1
,
間邊 貴俊
1
,
泉 顕治
1
,
西島 義博
1
,
石本 人士
2
1東海大学医学部付属八王子病院産婦人科
2東海大学医学部専門診療学系産婦人科学領域
キーワード:
エリスロポエチン
,
子宮筋腫
,
CA125
Keyword:
エリスロポエチン
,
子宮筋腫
,
CA125
pp.681-686
発行日 2023年6月1日
Published Date 2023/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000274
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨
子宮筋腫によるエリスロポエチン(EPO)産生に伴う赤血球増加症の1例を経験した.症例は60歳女性で健診時に赤血球増加を指摘され近医を受診し,EPO産生子宮筋腫が疑われ当院に紹介となった.子宮全摘術後の病理診断は良性子宮平滑筋腫で,免疫染色では腫瘍細胞内にEPOとCA125の蛋白発現が示された.術前の血清CA125は異常高値(7,247U/mL)だったが,術後は赤血球数とともに速やかに正常化した.
Copyright © 2023, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.