Japanese
English
今月の主題 サイトカインと造血因子
技術解説
エリスロポエチン(EPO)
河合 忠
1
,
香西 正昭
2
Tadashi KAWAI
1
,
Masaaki KOHZAI
2
1自治医科大学医学部臨床病理学教室
2中外製薬(株)診断薬事業部
キーワード:
エリスロポエチン
,
貧血
,
多血症
,
ラジオイムノアッセイ
Keyword:
エリスロポエチン
,
貧血
,
多血症
,
ラジオイムノアッセイ
pp.457-461
発行日 1991年5月15日
Published Date 1991/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900576
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
エリスロポエチンは,乏酸素状態に反応して生成される造血因子である.近年ラジオイムノアッセイによる定量法が市販されるようになり,臨床応用も確立されている.血清エリスロポエチン濃度の成人正常値は12.0~32.0mlU/mlであって,男女差はない.臨床的には,貧血の鑑別,多血症の鑑別,エリスロポエチン製剤投与の適応の決定・経過観察に応用されている.腎性貧血では血清濃度は低下傾向を示し,エリスロポエチン製剤の投与により改善する.再生不良性貧血,鉄欠乏性貧血で血清濃度は増加する.真性多血症では低下傾向を示すのに反して,続発性多血症では逆に高値を示す.

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