特集 ガイドライン2025で何が変わった!? 骨粗鬆症の診かた 一問一答
基礎疾患・年齢・患者背景に応じた骨粗鬆症診療
Q15 骨粗鬆症患者の歯科治療で注意すべきことは?
田口 明
1
1松本歯科大学歯学部歯科放射線学講座
キーワード:
歯周病
,
歯牙喪失
,
顎骨壊死
,
口腔衛生管理
,
医歯薬連携
Keyword:
歯周病
,
歯牙喪失
,
顎骨壊死
,
口腔衛生管理
,
医歯薬連携
pp.1073-1075
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001951
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A15 骨粗鬆症患者では歯周病が増悪しやすく,歯の喪失リスクが高まるため,定期的な口腔衛生管理が重要である.一方,ビスホスホネート製剤やデノスマブなどの骨吸収抑制薬により,薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)が発症し得ることが知られており,侵襲的歯科治療を躊躇する傾向もみられる.しかし,日本におけるMRONJの多くは歯性感染に起因するため,適切な口腔衛生管理はMRONJ予防に寄与する可能性がある.歯科X線画像所見においては,境界不明瞭な根尖透過像や広範な骨硬化像などが,MRONJ発症の予兆となり得る所見として注意を要する.歯科インプラント治療を含め,医科歯科連携のもとで適切な歯科管理を行うことが重要である.

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