特集 見逃さない! 内分泌疾患 意外なつながりを読み解く視点
よくある症状・検査異常に潜む内分泌疾患
高カルシウム血症の裏に潜む副甲状腺機能亢進症
髙村 悠里亜
1
,
井上 玲子
1
,
井上 大輔
1
1帝京大学ちば総合医療センター第三内科
キーワード:
原発性副甲状腺機能亢進症
,
高カルシウム血症
,
PTH
Keyword:
原発性副甲状腺機能亢進症
,
高カルシウム血症
,
PTH
pp.937-941
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001911
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・原発性副甲状腺機能亢進症(PHPT)は,副甲状腺の腺腫,過形成,癌により副甲状腺ホルモン(PTH)が自律的に過剰分泌され,高カルシウム血症をきたす疾患である.
・PHPTは比較的有病率の高い疾患であり,骨粗鬆症や尿路結石が診断の契機になることがある.軽度の高カルシウム血症のみで自覚症状に乏しい無症候性PHPTでは生化学所見を見逃さないことが重要である.
・ビタミンD欠乏を合併している場合,少なくとも25水酸化ビタミンD〔25(OH)D〕20ng/mL以上に是正してからPHPTの診断を行う.

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