特集 見逃さない! 内分泌疾患 意外なつながりを読み解く視点
よくある症状・検査異常に潜む内分泌疾患
しびれ・痙攣・QT延長で気づく副甲状腺機能低下症
山内 美香
1
1栄宏会小野病院骨代謝疾患研究所内分泌代謝内科
キーワード:
低カルシウム血症
,
副甲状腺機能低下症
,
副甲状腺ホルモン
,
ビタミンD
Keyword:
低カルシウム血症
,
副甲状腺機能低下症
,
副甲状腺ホルモン
,
ビタミンD
pp.943-948
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001912
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Headline
・低カルシウム血症の特徴的な臨床症状は,口周囲や手足のしびれとテタニー症状とよばれる不随意な筋収縮である.
・痙攣発作や意識障害を認める場合,心電図でQTc延長や徐脈を認める場合は,低カルシウム血症を常に念頭におき,血清Ca濃度を測定する必要がある.
・頭部CTにて大脳基底核の両側性石灰化を認める場合や,若年で白内障がみられる場合,原因不明のCKやLD高値の場合は,低カルシウム血症の鑑別を要する.
・低カルシウム血症や低マグネシウム血症,およびビタミンD欠乏をきたす可能性のある疾患や薬剤の使用があるときは,定期的に血清Ca濃度を測定し,軽症の状況で適切に対応しておく必要がある.

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