特集 がんに強くなる! 素朴な疑問から最新のエビデンスまでドクター勝俣ががん外来診療まるっと答えます
2章 がんの検診
8 前立腺がん検診は行うべきでしょうか?
中山 富雄
1
1国立がん研究センターがん対策研究所検診研究部
pp.78-81
発行日 2026年3月25日
Published Date 2026/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001727
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1 前立腺特異抗原(PSA)検査を用いた前立腺がん検診の利益(有効性)の評価は一定せず,効果はあっても小さいという意見がある.
2 前立腺がんは高齢者に多く,PSA検査発見がんの多くは進行速度が遅いので,過剰診断(放置しても死に至らないがんを発見すること)を生じやすく不利益として大きいといわれている.
3 過剰診断・治療を最小化するためPSA検査陽性であってもリスクに応じて生検を行わない,あるいは生検で診断後も治療を行わない監視療法が推奨されている.

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