Japanese
English
今月の主題 潰瘍性大腸炎関連腫瘍—診断・治療の現状と課題
主題
潰瘍性大腸炎関連腫瘍に対する内視鏡治療—私はこう考える
Endoscopic Treatment for Ulcerative Colitis-associated Neoplasia: My View
八尾 隆史
1
,
児玉 真
2
,
岡野 荘
1
Takashi Yao
1
1順天堂大学大学院医学研究科人体病理病態学
2東京山手メディカルセンター病理診断科
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
UC関連腫瘍
,
dysplasia
,
内視鏡治療
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
UC関連腫瘍
,
dysplasia
,
内視鏡治療
pp.177-179
発行日 2020年2月25日
Published Date 2020/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403201948
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はじめに
潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis ; UC)患者では,大腸癌が発生した場合の大腸粘膜は全体として癌化の危険性が高い状態であると考えられ,UC関連癌の治療は大腸全摘が原則である.しかしながら近年,UC関連腫瘍(dysplasia ; Dys)に対して内視鏡切除の有用性が提唱されているが,その是非について考えてみたい.
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