特集 検体検査のポイントとピットフォール 診察室にこの1冊
A.スクリーニングに用いる検査
11.ALP(アルカリホスファターゼ)[生化学的検査]
内海 健
1
1九州大学大学院医学研究院保健学部門検査技術科
pp.55-57
発行日 2025年3月24日
Published Date 2025/3/24
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001218
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Summary
1.アルカリホスファターゼ(ALP)は,スクリーニング検査として実施:胆汁うっ滞,骨代謝の亢進状態を判断する.
2.障害組織の特定にはALPアイソザイム検査が有効である.
3.妊娠や悪性腫瘍による上昇も認められる.
4.共用基準範囲が国際臨床化学連合(IFCC)法に2021年から変更になり,基準値が日本臨床化学会(JSCC)法に比べ約1/3になった.

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