特集 酵素検査の勧告法および標準化対応法-主要8酵素の現状と課題を整理する
主要8酵素の勧告法 ALP(アルカリホスファターゼ)
山崎 浩和
1
1山梨大学医学部附属病院 検査部
キーワード:
Alkaline Phosphatase
,
Isoenzymes
,
血液化学分析
,
指示薬と試薬
,
臨床化学
,
国際臨床化学会
,
標準化
Keyword:
Chemistry, Clinical
,
Alkaline Phosphatase
,
Blood Chemical Analysis
,
Reference Standards
,
Isoenzymes
,
Indicators and Reagents
pp.458-462
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023275574
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測定法の変更により,血清アルカリホスファターゼ(ALP)の活性値は従来法の測定値に比べて約1/3の値になった.また,B型およびO型の血液型において脂肪食後に疾病とは無関係に上昇する小腸型ALPの感度を低く抑え,肝・骨型ALPが上昇する肝疾患診断の臨床的意義を高めている.これにより,国際的な治験や共同研究の向上に寄与することが期待できる.
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