特集 よくわかる! 精神疾患対応 これ1冊―内科医と精神科医の連携のために
第1部 精神科との相互理解を基盤とした連携に向けて
6 精神疾患患者・家族として,精神科医・非精神科医の先生方へ望むこと―精神疾患と身体疾患とのかかわりについて
夏苅 郁子
1
1やきつべの径診療所
pp.37-42
発行日 2024年3月26日
Published Date 2024/3/26
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000649
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Summary
1.身体症状が前面に出る「精神疾患」がある:精神疾患患者へのアンケートで最も多い症状は「疲れやすさ」である.
2.日本の精神疾患患者の受診行動:精神疾患患者で実際に医療機関を受診するのは4人に1人と少ない.
3.精神症状が前面に出る「身体疾患」がある.
4.非精神科医が陥りやすい「診断の翳り」という現象:先入観をもたずに精神疾患患者の身体症状を診ることが重要である.
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