特集 フレッシャーズからベテランまで いま知りたい心房細動治療
抗凝固療法にまつわる諸問題
抗凝固療法中の出血への対応
萩原 かな子
1
,
岩﨑 雄樹
1
1日本医科大学付属病院循環器内科
キーワード:
非弁膜症性心房細動
,
出血リスク
,
ビタミンK拮抗経口抗凝固薬
,
直接経口抗凝固薬
,
拮抗薬
Keyword:
非弁膜症性心房細動
,
出血リスク
,
ビタミンK拮抗経口抗凝固薬
,
直接経口抗凝固薬
,
拮抗薬
pp.63-68
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000556
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Headline
・心房細動は脳梗塞をはじめとする血栓塞栓症の発症危険因子であり,その有病率は年々増加傾向にある.
・心房細動患者の多くは血栓塞栓リスクと出血リスクを併せ持っており,抗凝固療法を開始するにあたっては慎重な判断を要する.
・抗凝固療法中に重篤な出血を認めた際には拮抗薬の投与を考慮し,病態改善後は血栓塞栓/出血リスクを評価したうえで抗凝固療法の再開時期を検討する.
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