特集 医療的ケアが必要な子どもと,きょうだい,家族によりそう
3 子どもと家族の暮らしを支える訪問看護
梶原 厚子
1,2
,
堀口 亜貴代
1,2
,
伊藤 百合香
1,2
,
畔上 英子
1,2
1株式会社スペースなる
2Tamaステーションなる訪問看護事業
pp.414-417
発行日 2025年6月1日
Published Date 2025/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/ch.0000000887
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東京都多摩地域で訪問看護事業を行っている「スペースなる」では,医療保険で85人(0歳児から43歳)に訪問看護やリハビリを提供しています。施設訪問では,近隣自治体から医療的ケア児等保育支援事業の包括委託を受けて,医療的ケアのある子どもの通う保育所へ訪問しています。小児期からの訪問看護では,スタッフは医療デバイスに詳しいことや管理方法や手技が安全で暮らしに馴染ませられること,成長発達を促せること等が求められます。本稿では訪問看護の実際として医療的ケア児,小さく早く生まれた子への対応とその対応を可能にするために実施している研修について述べます。

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