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妊婦の喫煙は,生まれてくる子どもの認知発達や脳機能に悪影響を及ぼす
榊原 洋一
1
1お茶の水女子大学名誉教授
pp.321-321
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/ch.0000000471
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妊娠中の喫煙が,胎児の発達や生まれてきた子どもの発達に悪影響を及ぼすことはよく知られている。しかし,世界全体でみるといまだに30%の妊婦が喫煙をしていること,またその傾向は発展途上国で著しいことが明らかになっている。子どもの発達に明らかに悪影響を及ぼす妊婦の喫煙を減らすことは,子どもの健康にかかわる者にとって喫緊の課題である。
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