特集 歯周病が及ぼす全身疾患への影響
歯周病の病因と特徴 歯周病の発症と進行のメカニズム
細川 義隆
1
,
細川 育子
1徳島大学病院 歯科・むし歯科
キーワード:
好中球
,
歯周疾患
,
歯肉
,
上皮細胞
,
線維芽細胞
,
マクロファージ
,
B細胞
,
T細胞
,
病勢悪化
Keyword:
B-Lymphocytes
,
Gingiva
,
Fibroblasts
,
Epithelial Cells
,
T-Lymphocytes
,
Macrophages
,
Neutrophils
,
Periodontal Diseases
,
Disease Progression
pp.1125-1128
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022350904
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<Headline>1 歯周病は歯周ポケット内のバイオフィルムに含まれる細菌の継続的な刺激により発症する。2 歯肉上皮細胞や歯肉線維芽細胞などの歯周組織構成細胞が細菌や炎症性メディエーター刺激で産生するケモカインや蛋白分解酵素により歯周病は進行する。3 歯周病病変局所に多量に浸潤した免疫担当細胞が放出する蛋白分解酵素や破骨細胞活性化因子により軟組織破壊や骨破壊が起こり歯周組織破壊が進行する。
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