特集 変わりつつある免疫不全症
免疫不全症の診断 免疫不全症の国際分類up-to-date
山下 基
1
,
森尾 友宏
1東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科発生発達病態学分野
キーワード:
抗体産生
,
好中球
,
分類
,
自然免疫
,
免疫不全症候群
,
B細胞
,
T細胞
,
先天性疾患
,
免疫調節
Keyword:
B-Lymphocytes
,
Classification
,
Antibody Formation
,
Immunologic Deficiency Syndromes
,
Immunity, Innate
,
Neutrophils
,
T-Lymphocytes
,
Immunomodulation
pp.287-298
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020162889
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●免疫不全症の疾患分類はIUISにより2年ごとに更新され、発表されている。●次世代シークエンサーによる遺伝解析の進歩とともに新たに発見される免疫不全症の数は飛躍的に伸びている。●易感染性を主徴とする古典的な免疫不全症に加えて、免疫調節機構の破綻が主病態とする免疫不全症が近年多く知られるようになり、原発性免疫不全症から先天性免疫異常症と呼称も変わりつつある。
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