特集 脳卒中:内科医が知っておくべき最新診療
脳卒中急性期治療 脳浮腫治療、脳保護薬
山城 一雄
1
,
卜部 貴夫
1順天堂大学医学部附属浦安病院 脳神経内科
キーワード:
Glycerol
,
Mannitol
,
脳浮腫
,
神経保護物質
,
脳卒中
,
Edaravone
,
減圧開頭術
Keyword:
Neuroprotective Agents
,
Brain Edema
,
Mannitol
,
Glycerol
,
Edaravone
,
Stroke
,
Decompressive Craniectomy
pp.647-650
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021216712
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<Headline>1 頭蓋内圧亢進を伴う大きな脳梗塞の急性期には、抗浮腫作用のある高張グリセロールあるいはマンニトールの静脈内投与を考慮する。2 中大脳動脈灌流領域を含む脳梗塞において保存的治療による脳ヘルニアの進行抑制が困難な場合には、開頭外減圧術が適応となる。3 脳梗塞急性期における脳保護薬エダラボンの投与は、機能転帰の改善効果が示されている。
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