特集 日常診療で遭遇する睡眠-覚醒障害
睡眠習慣指導のエッセンス 睡眠-覚醒リズム異常に対する認知行動療法的アプローチ
綾部 直子
1
,
三島 和夫
1秋田大学 教育文化学部地域文化学科地域社会・心理実践講座
キーワード:
認知療法
,
時間治療学
,
心理教育
,
睡眠衛生
,
睡眠相遅延症候群
Keyword:
Cognitive Behavioral Therapy
,
Sleep Hygiene
,
Chronotherapy
,
Sleep Disorders, Circadian Rhythm
pp.1647-1650
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021114927
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<Headline>1 概日リズム睡眠-覚醒障害の一型である睡眠-覚醒相後退障害(DSWPD)は、児童・思春期から若年成人に好発する。2 DSWPDに対しては、光治療と認知行動的アプローチの組み合わせによる治療の有効性が明らかにされている。3 睡眠・覚醒リズムを整えるためには、起床・就床時刻を一定にしながら、起床後の光暴露、日中の活動量の維持など規則正しい生活スタイルを継続することが求められる。
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