特集 日常診療で遭遇する睡眠-覚醒障害
日常診療で遭遇する睡眠-覚醒障害の診断と治療 不眠を訴える患者
山寺 亘
1
1東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 精神神経科
キーワード:
鑑別診断
,
不眠症
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Sleep Initiation and Maintenance Disorders
pp.1569-1572
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021114912
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<Headline>1 「夜うまく眠れないで困る」という訴えは、日常診療において極めてありふれているが、その診断は不眠症に限らない。2 不眠という症候から不眠症の診断を導くには、日中の機能障害を確認した上で、その他の睡眠-覚醒障害を鑑別する必要がある。3 診断分類や診断基準の変遷に伴って、不眠症状に対する鑑別診断の手順に若干の相違が生じる可能性がある。
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