特集 コモンディジーズとしての骨粗鬆症診療
骨粗鬆症に対する薬物治療とその実際 活性型ビタミンD3製剤とその誘導体
遠藤 逸朗
1
1徳島大学 大学院医歯薬学研究部生体機能解析学分野
キーワード:
Calcitriol
,
骨粗鬆症
,
転倒・転落
,
リスク
,
診療ガイドライン
,
治療成績
,
骨折-骨粗鬆症性
Keyword:
Accidental Falls
,
Risk
,
Calcitriol
,
Treatment Outcome
,
Practice Guidelines as Topic
,
Osteoporosis
,
Osteoporotic Fractures
pp.1193-1197
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020380034
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Headline>1 骨粗鬆症治療における活性型ビタミンD3製剤の役割は骨・カルシウム代謝調節薬、骨折予防薬、ビタミンD補充薬として位置づけられる。2 骨粗鬆症に適応を有する活性型ビタミンD3製剤は、カルシトリオールおよびそのプロドラッグであるアルファカルシドール、そして新規ビタミンD3誘導体のエルデカルシトールがある。3 活性型ビタミンD3製剤投与中は、高カルシウム血症および高カルシウム尿症に注意する必要がある。
Copyright© 2020 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.