特集 コモンディジーズとしての骨粗鬆症診療
骨粗鬆症に対する薬物治療とその実際 ビスホスホネート製剤
萩野 浩
1
1鳥取大学 医学部保健学科
キーワード:
Diphosphonates
,
骨粗鬆症
,
骨密度
,
大腿骨骨折
,
治療成績
,
骨吸収抑制薬関連顎骨壊死
,
骨折-骨粗鬆症性
,
休薬
Keyword:
Bone Density
,
Femoral Fractures
,
Treatment Outcome
,
Osteoporosis
,
Diphosphonates
,
Bisphosphonate-Associated Osteonecrosis of the Jaw
,
Osteoporotic Fractures
pp.1199-1204
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020380035
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<Headline>1 窒素含有のビスホスホネート(BP)はその有効性の高さから、現在でも国内外で骨粗鬆症治療の第一選択薬となっている。2 BPは吸収されると速やかに骨に沈着して長期間にわたって効果を発揮することから、連日服薬製剤、週1回服薬、月1回(4週間に1回)服薬製剤が臨床応用されている。静脈内投与製剤では月1回(4週間に1回)あるいは年に1回投与製剤がある。3 休薬(drug holiday)が可能な薬剤である。
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