雑誌文献を検索します。書籍を検索する際には「書籍検索」を選択してください。

Diagnosis and Treatment Volume 108, Issue 6 （June 2020）

診断と治療 108巻6号（2020年6月発行）

特集心疾患診療に活かす心臓リハビリテーション:まとめエッセンス

心臓リハビリテーションの基礎知識　大動脈疾患･末梢動脈疾患に対する心臓リハビリテーション牧田茂 ¹ ¹埼玉医科大学国際医療センター心臓リハビリテーション科キーワード：運動負荷試験 , 加齢 , 患者管理 , 血圧 , 再発 , 大動脈疾患 , 大動脈瘤 , 動脈瘤-解離性 , 日常生活活動 , 筋力低下 , 歩行訓練 , 足関節上腕血圧比 , 末梢動脈疾患 , 心臓リハビリテーション , 歩行テスト Keyword: Aortic Diseases , Blood Pressure , Walk Test , Cardiac Rehabilitation , Patient Care , Activities of Daily Living , Aging , Muscle Weakness , Exercise Test , Aortic Aneurysm , Aneurysm, Dissecting , Recurrence , Peripheral Arterial Disease , Ankle Brachial Index pp.721-727

発行日 2020年6月1日 Published Date 2020/6/1

DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020279788

PDF(1097KB)

有料閲覧

文献概要
1ページ目

1 大動脈疾患では状態が安定していれば、第1病日から離床を開始する。看護師･理学療法士と共同して離床を進めていく。2 患者の危険因子を評価して、行動変容のための患者教育を進めていく。入院中にできなければ、回復期外来心臓リハビリテーションを積極的に導入する。3 末梢動脈疾患の運動療法はFontaine分類II以下が積極的適応である。4 リスクファクターの是正と、生命予後に影響する合併症への対応も不可欠である。5 多職種が関与する包括的心臓リハビリテーションを心がける。