PAD(末梢動脈疾患)フットケアを救肢・救命につなげるために必要な知識
(第6章)PADの検査 トレッドミル、サーモグラフィ、経皮酸素分圧測定 有用性と限界
三浦 純子
1
,
石綿 清雄
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院 臨床生理検査部
キーワード:
サーモグラフィー
,
運動負荷試験
,
間欠跛行
,
経皮的血液ガスモニタリング
,
足関節上腕血圧比
,
末梢動脈疾患
Keyword:
Blood Gas Monitoring, Transcutaneous
,
Exercise Test
,
Intermittent Claudication
,
Thermography
,
Ankle Brachial Index
,
Peripheral Arterial Disease
pp.852-860
発行日 2015年6月20日
Published Date 2015/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015274194
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<Point>トレッドミル運動負荷は、歩行可能な患者のPAD判定に有用である。トレッドミル運動負荷は、間欠性跛行を認めるPAD患者の転帰評価や治療効果判定に有用である。サーモグラフィではPAD患者の血管病巣部より末梢の皮膚温低下に加え、高温域の有無判定も大切である。経皮酸素分圧測定はPADが重症化した患者の重症度判定に有用である。
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