特集 心疾患診療に活かす心臓リハビリテーション:まとめエッセンス
心臓リハビリテーションの基礎知識 運動療法の方法論
堀 健太郎
1
,
齊藤 正和
1日本心臓血圧研究振興会付属榊原記念病院リハビリテーション科
キーワード:
運動負荷試験
,
運動療法
,
身体運動
,
歩行運動
,
禁忌(治療)
,
自転車
,
レジスタンストレーニング
,
心臓リハビリテーション
,
運動機器
Keyword:
Exercise
,
Cardiac Rehabilitation
,
Walking
,
Contraindications
,
Exercise Therapy
,
Exercise Test
,
Resistance Training
pp.699-705
発行日 2020年6月1日
Published Date 2020/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020279785
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1 運動療法は心臓リハビリテーションの中心を担っており、心身機能、生活の質(QOL)および生命予後改善に有用である。2 運動療法は個々の症例の重症度や身体機能に応じて、運動の頻度(frequency)、強度(intensity)、時間(time)、方法(type)を適切に設定(FITTの法則)した運動処方に基づいて実施することが重要である。3 運動療法に伴う病態悪化や骨関節系の傷害予防のために、運動療法の適応の判断、中止基準の遵守および適切なウォームアップやクールダウンの実施が重要である。
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