特集 ウイルス肝炎アップデート
診断 診断のための血液検査
正木 尚彦
1
1国立国際医療研究センター病院 中央検査部門
キーワード:
サイトメガロウイルス
,
ウイルスDNA
,
B型肝炎ウイルス
,
肝炎-ウイルス性-ヒト
,
サイトメガロウイルス感染症
,
血清学的検査
,
B型肝炎抗原
,
B型肝炎抗体
,
鑑別診断
,
肝炎-B型-慢性
,
肝炎-C型-慢性
,
Epstein-Barrウイルス感染症
,
肝機能障害
Keyword:
Epstein-Barr Virus Infections
,
Hepatitis B, Chronic
,
Hepatitis C, Chronic
,
Cytomegalovirus
,
Cytomegalovirus Infections
,
Diagnosis, Differential
,
Hepatitis, Viral, Human
,
Hepatitis B Antibodies
,
Hepatitis B Antigens
,
Hepatitis B virus
,
DNA, Viral
,
Serologic Tests
,
Hepatic Insufficiency
pp.175-181
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020162736
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<Headline>1 肝機能異常をみた場合には、まずはそれが急性か慢性か、高度であるか否か、さらに肝細胞障害型か胆汁うっ滞型かを見極める必要がある。2 的確な鑑別診断を効率的に得るためには、多種多様な血液検査項目のなかから最も有用と考えられる組み合わせを選択する必要がある。3 血液検査のみならず、消化管内視鏡検査や各種の腹部画像診断、肝生検なども併用して総合的に診断すべきことは言うまでもない。
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