特集 くわしく知ろう小児の機能性消化管疾患
小児機能性消化管疾患の各論 Rome IV診断基準 小児・青年期の排便障害
清水 泰岳
1
1国立成育医療研究センター 消化器科
キーワード:
便失禁
,
便秘
Keyword:
Fecal Incontinence
,
Constipation
pp.1207-1210
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2023033776
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▼Rome IV診断基準では、慢性便秘症の診断は病歴と身体所見に基づいて判断する。▼週2回以下の排便、便失禁、我慢姿勢、排便困難、直腸内便貯留、大きな便のうち、2項目以上が1ヵ月以上続くときに診断する。▼警告徴候・症状を認める場合は、器質的疾患を除外する。▼非貯留性便失禁は、便貯留がないにもかかわらず、不適切な場所で排便するものをいう。
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