特集 くわしく知ろう小児の機能性消化管疾患
小児機能性消化管疾患の各論 Rome IV診断基準 新生児・乳児の排便障害
梶 恵美里
1
1大阪医科薬科大学病院 小児科
キーワード:
鑑別診断
,
便秘
,
排便障害
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Constipation
pp.1187-1190
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2023033772
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▼乳児排便困難の多くが生後1ヵ月以内に始まり、3~4週で自然に治る。▼乳児排便困難と診断した場合、特に検査や治療介入は必要ない。▼新生児・乳児の機能性便秘は早期診断・早期治療が重要である。▼機能性便秘において、red flagsを認めた場合や従来の治療に効果が乏しい場合は基礎疾患の存在を疑う。
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