特集 くわしく知ろう小児の機能性消化管疾患
機能性消化管疾患の総論 Rome IV診断基準による小児機能性消化管疾患
萩原 真一郎
1
1大阪府立病院機構大阪母子医療センター 消化器・内分泌科
キーワード:
消化管疾患
,
分類
Keyword:
Gastrointestinal Diseases
,
Classification
pp.1149-1151
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2023033765
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▼Rome分類は、国際的に統一された機能性消化管疾患(FGIDs)の症状診断基準である。▼Rome IVにおける小児FGIDsは、G(新生児・乳幼児)とH(小児・青年期)の2つに大きく分けられている。▼Gでは7つの疾患に、Hでは大きく3つの疾患に分けられ、さらに細分化されている。▼エビデンスの蓄積により、各疾患の病態が明らかになりつつある。病態を理解することは患者・保護者への病態説明に役立ち、結果として不安や症状の軽減につながる。
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