特集 感染症診療における迅速検査を知る
感染症診療における迅速検査を知る 迅速診断技術の限界を知る
伊藤 健太
1
1あいち小児保健医療総合センター 総合診療科
キーワード:
Bayesの定理
,
PCR法
,
感染
,
有病率
,
検査予測値
,
尤度関数
,
ノモグラム
Keyword:
Bayes Theorem
,
Likelihood Functions
,
Prevalence
,
Polymerase Chain Reaction
,
Infections
,
Predictive Value of Tests
,
Nomograms
pp.1387-1391
発行日 2022年11月1日
Published Date 2022/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2023012719
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▼検査特性を知ることが,迅速抗原検査の限界を知ることとなる.▼それぞれの検査特性を言語化できないようになるべきである.▼感度・特異度は有病率に左右されない.SpPIn,SnNOutを知っておく.▼陽性的中率・陰性的中率は有病率/事前確率に大きく左右される.▼陽性尤度比・陰性尤度比はノモグラムを用いて事後確率を予測することができる.▼感染症など流行性疾患の有病率を知る努力をする.
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