特集 おさえたい川崎病ガイドラインのツボ
ガイドラインに基づく心臓血管後遺症の診療 動脈硬化の管理
池田 和幸
1
1京都府立医科大学 小児科
キーワード:
C-Reactive Protein
,
脂質
,
動脈硬化症
,
川崎病
,
診療ガイドライン
,
脈波伝播速度
,
後遺症
Keyword:
Arteriosclerosis
,
C-Reactive Protein
,
Mucocutaneous Lymph Node Syndrome
,
Lipids
,
Practice Guidelines as Topic
,
Pulse Wave Analysis
pp.1207-1211
発行日 2021年9月1日
Published Date 2021/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021337215
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●川崎病でみられる動脈硬化は、おもに石灰化を伴った硝子化線維組織を主体とする後炎症性動脈硬化である。●冠動脈病変合併例では、冠動脈内皮機能障害が存在している。●冠動脈病変合併例では粥状動脈硬化症への進展が否定はできず、動脈硬化促進因子の排除などの生活指導が必要である。
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