特集 動脈硬化進行予防のための肥満・脂質異常診療戦略
動脈硬化の病態・早期診断法・リスク 動脈硬化の早期診断 血管機能検査法
冨山 博史
1
,
中野 宏巳
1東京医科大学 循環器内科
キーワード:
血管内皮
,
脂質異常症
,
超音波診断
,
動脈硬化症
,
肥満
,
血管中膜
,
血管内膜
,
早期診断
,
足関節上腕血圧比
,
脈波伝播速度
,
脈波解析
Keyword:
Arteriosclerosis
,
Ultrasonography
,
Obesity
,
Tunica Intima
,
Tunica Media
,
Endothelium, Vascular
,
Pulse Wave Analysis
,
Pulse Wave Analysis
,
Ankle Brachial Index
,
Dyslipidemias
,
Early Diagnosis
pp.1285-1290
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021018141
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Headline>1 動脈は内膜、中膜、外膜の3層構造を有するが、特に内膜および中膜は、血液を恒常的に末梢臓器に効率よく運搬する機能を有する。2 血管機能検査は、主に内皮機能検査と中膜機能に関連する動脈の硬さを評価する検査に大別される。3 血管機能障害は脳心血管疾患発症・進展に関与する。4 肥満・脂質異常症では血管機能障害が存在する。
Copyright© 2020 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.