特集 災害時の小児医療~災害の経験を今後に活かす~
原発事故と広域避難、その後 NICU卒業生交流キャンプ『すくすくキャンプ』
増山 郁
1
,
佐藤 真紀
,
桃井 伸緒
1福島県新生児医療連絡会
キーワード:
災害対策
,
新生児ICU
,
キャンプ
,
東日本大震災
Keyword:
Camping
,
Disaster Planning
,
Intensive Care Units, Neonatal
pp.383-387
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021146128
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●NICU卒業生交流キャンプ『すくすくキャンプ』は、東日本大震災への復興支援で発案された。●2014年から計6回、福島県猪苗代町で開催しており、のべNICU卒業生69名が参加している。●キャンパー背景は極低出生体重児が多く、医療的ケアを要する児も、福島県内外から参加している。●周産期医療にかかわるスタッフがボランティアとして多く参加し、人材育成の場にもなっている。●キャンプを継続すること、活動が全国に広がることが、復興支援の思いを将来に伝える役割となる。
Copyright© 2021 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.