特集 災害時の小児医療~災害の経験を今後に活かす~
東日本大震災、その後 日本小児科学会の災害対応
井田 孔明
1
1帝京大学医学部附属溝口病院 小児科
キーワード:
救急医療サービス
,
災害対策
,
情報システム
,
小児保健医療サービス
,
東日本大震災
Keyword:
Disaster Planning
,
Information Systems
,
Child Health Services
,
Emergency Medical Services
pp.309-314
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021146117
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●東日本大震災以降、災害対策ワーキンググループと災害対策委員会のなかで災害支援の検討をすすめてきた。●災害医療に関する啓発活動として日本小児科学会学術集会で定期的に災害医療研修会を開催している。●日本小児科学会が一体となって支援活動を行えるよう、分科会との連携体制を構築中である。●災害時小児周産期リエゾンに情報を伝達するための情報システムとして「小児科関連掲示板」をWEB上に作成した。●被災地への医師派遣のシステム化(災害前研修の実施、登録制度、メンタルチェックなど)を検討中である。
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