特集 災害時の小児医療~災害の経験を今後に活かす~
東日本大震災、その後 災害に対する小児医療システム
呉 繁夫
1
,
田中 総一郎
1東北大学 大学院医学系研究科小児病態学分野
キーワード:
救急医療サービス
,
給水
,
災害対策
,
薬剤処方
,
小児保健医療サービス
,
津波
,
東日本大震災
,
停電
Keyword:
Water Supply
,
Disaster Planning
,
Drug Prescriptions
,
Child Health Services
,
Emergency Medical Services
,
Tsunamis
pp.329-334
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021146120
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●東日本大震災1年半後に実施した小児医療機関へのアンケート調査結果を解説した。●小児医療の復旧は、内陸部に比べ沿岸部では平均約1ヵ月以上遅れた。●震災後の小児医療で最も困難を感じたのは薬剤処方に関する問題であった。●災害時の医療情報共有、薬剤等の備蓄、子どもの心のケアへの関心が震災後に高まった。
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