透析診療のリスク・セーフティマネジメント
医療におけるリスクアセスメントとセーフティマネジメント 医療安全管理者の立場から
寺井 美峰子
1
1聖路加国際病院 QIセンター
キーワード:
医療機能評価
,
リーダーシップ
,
管理者
,
リスク評価
,
インシデント・レポート
,
患者の安全
Keyword:
Administrative Personnel
,
Leadership
,
Risk Assessment
,
Clinical Audit
,
Patient Safety
pp.373-377
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2014224437
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医療機関の職員が医療安全・患者安全を重要視して全員で取り組むためには,医療機関の幹部管理者のリーダーシップが重要であり大きく影響する.インシデントの再発防止策では,個人に焦点を当てずにシステムやプロセスを改善することが重要である.聖路加国際病院では,日々のインシデントレポートの検討や対応に病院管理者が関与しており,システム的な改善が可能となり,改善のスピードが速く,患者および職員にフィードバックされている.医療安全・患者安全推進については,Joint Commission International(JCI)が評価基準の筆頭に位置づけている国際患者安全目標(IPSG)に全職員で継続的に取り組んでいる.
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