特集 医療安全とともに学ぶ「小児の鎮静」
医療現場における鎮静の実際 神経領域の鎮静
山中 岳
1
1東京医科大学 小児科・思春期科学分野
キーワード:
インフォームドコンセント
,
催眠剤と鎮静剤
,
MRI
,
神経学
,
脳波記録法
,
酸素欠乏
,
脳幹聴覚誘発電位
,
薬物用量反応関係
,
リスク
,
小児保健医療サービス
,
精神鎮静法
,
Triclofos
Keyword:
Informed Consent
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Neurology
,
Hypnotics and Sedatives
,
Risk
,
Child Health Services
,
Evoked Potentials, Auditory, Brain Stem
,
Dose-Response Relationship, Drug
,
Electroencephalography
,
Hypoxia
,
Triclofos
pp.1755-1759
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021054047
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●小児神経領域の患児に対する鎮静はリスクが高いことを自覚する。●副作用のない薬剤はなく、推奨されている投与量であっても危険性がある。●検査終了時にすぐに帰宅させることなく、覚醒確認を行う必要がある。●脳波などの生理機能検査であっても、リスクのない鎮静はなく、合併症は生じ得るものとして鎮静に臨む。
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