特集 月経困難症治療あるある
月経困難症の薬物療法あるある ホルモン療法の選択
北脇 城
1
1京都府立医科大学
キーワード:
Dydrogesterone
,
Estrogens
,
性腺刺激ホルモン放出ホルモン
,
月経困難症
,
配合製剤
,
Levonorgestrel
,
Dienogest
,
Relugolix
Keyword:
Estrogens
,
Levonorgestrel
,
Gonadotropin-Releasing Hormone
,
Dysmenorrhea
,
Dydrogesterone
,
Drug Combinations
,
Dienogest
,
Relugolix
pp.1269-1274
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2023063099
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機能性月経困難症,および子宮筋腫や子宮内膜症に伴う器質性月経困難症に対するホルモン療法には,主として低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬,プロゲスチン製剤,およびGnRH作動薬がある.プロゲスチン製剤には,ジエノゲスト,ジドロゲステロン,およびレボノルゲストレル放出子宮内システムがあり,GnRH作動薬には,GnRHアゴニストと非ペプチド性GnRHアンタゴニストであるレルゴリクスがある.それぞれの製剤の特性と適応症を理解したうえで,用途に応じた適正な選択が求められる.
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