特集 ここまで進んだ産婦人科関連の予防医学
生殖内分泌 子宮内膜症再発予防
高村 将司
1
,
甲賀 かをり
1埼玉医科大学附属病院 産科・婦人科
キーワード:
Estrogens
,
性腺刺激ホルモン放出ホルモン
,
薬物添加子宮内避妊具
,
術後管理
,
卵巣嚢胞
,
リスク
,
Levonorgestrel
,
Dienogest
,
二次予防
,
子宮内膜嚢胞
Keyword:
Risk
,
Levonorgestrel
,
Postoperative Care
,
Intrauterine Devices, Medicated
,
Gonadotropin-Releasing Hormone
,
Ovarian Cysts
,
Estrogens
,
Secondary Prevention
,
Dienogest
pp.854-858
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022250760
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
生殖年齢女性に好発する卵巣子宮内膜症は、疼痛や不妊症の改善目的に保存的手術がしばしば行われるが、病変や症状が高率に再発することが知られている。様々なホルモン製剤が術後再発抑制に対して有効であると報告されてきたが、いずれにおいても長期的な使用が重要であることがわかってきた。それぞれの特性をよく理解し、患者のニーズにあった再発抑制法を選択することが重要である。本稿ではそれぞれの有効性とその比較をまとめたので日々の臨床に役立てていただきたい。
Copyright© 2022 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.