特集 産婦人科における素朴な疑問と解説(1)婦人科編
女性 骨粗鬆症にいい運動は? いつまで治療するの?
寺内 公一
1
1東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科茨城県地域産科婦人科学講座
キーワード:
Diphosphonates
,
運動療法
,
骨粗鬆症
,
骨密度
,
投薬計画
,
レジスタンストレーニング
,
Denosumab
Keyword:
Denosumab
,
Bone Density
,
Osteoporosis
,
Diphosphonates
,
Drug Administration Schedule
,
Exercise Therapy
,
Resistance Training
pp.1046-1052
発行日 2022年10月1日
Published Date 2022/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022353384
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(1)骨粗鬆症にいい運動は?:有酸素運動・レジスタンス運動・複合運動・全身振動刺激・心身運動のいずれもが一定の骨密度増加効果を有することが示されており、自分の好みに応じて何らかの運動を行うことが推奨される。(2)いつまで治療するの?:denosumab終了後には骨吸収抑制薬を継続することが望ましい。経口bisphosphonatesは、5年間の治療後に骨折リスクがもはや高くなければ、休薬を考慮する。
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