特集 産科診療の進む道-診療ガイドラインの先にあるもの-
妊娠高血圧症候群の診療
田中 幹二
1
,
大石 舞香
1弘前大学医学部附属病院 周産母子センター
キーワード:
危険因子
,
降圧剤
,
産後管理
,
入院
,
妊娠高血圧症候群
,
分娩
,
予後
,
診療ガイドライン
,
リスク評価
,
評価基準
,
妊婦健康診査
Keyword:
Labor, Obstetric
,
Hospitalization
,
Prognosis
,
Risk Assessment
,
Practice Guidelines as Topic
,
Postnatal Care
,
Risk Factors
,
Antihypertensive Agents
,
Hypertension, Pregnancy-Induced
pp.731-736
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022248369
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妊娠高血圧症候群の発症予知・予防、管理の実際など「産婦人科診療ガイドライン産科編2020」に必ずしも記載はないが重要と思われることを中心に概説した。発症予知については2020年に保険収載されたsFlt-1/PlGFについて、発症予防については低用量アスピリン療法の実際について記載した。また、近い将来ガイドラインに記載されることを期待して、妊娠高血圧症候群既往女性の長期フォローの重要性についても概説した。
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