特集 HPVワクチンのこれまでとこれから-国際的評価を踏まえた課題-
海外の動向 海外のHPVワクチン接種プログラムの状況 9価HPVワクチン、2回接種など
今野 良
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター 産婦人科
キーワード:
子宮頸部腫瘍
,
予防接種スケジュール
,
予防接種
,
アメリカ
,
オーストラリア
,
パピローマウイルス感染症
,
パピローマウイルスワクチン
,
ヒトパピローマウイルス9価ワクチン
Keyword:
Australia
,
United States
,
Immunization Schedule
,
Vaccination
,
Uterine Cervical Neoplasms
,
Papillomavirus Infections
,
Papillomavirus Vaccines
pp.605-611
発行日 2022年6月1日
Published Date 2022/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022222703
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
本稿では、海外のHPVワクチン接種プログラムの状況について概説する。最初に、WHOポジション・ペーパー(2017年)から、世界標準でのHPVワクチンの推奨[特に、2回接種とジェンダーニュートラル(男女接種)]について記し、その後、オーストラリアのHPVワクチンを含む予防接種プログラムの概要、米国におけるHPV関連癌の状況と9価ワクチンの推奨について概説する。
Copyright© 2022 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.