特集 少子化時代における就労女性の不妊治療
PCOSの診断基準、生活指導、治療方針
福井 淳史
1
,
竹山 龍
,
柴原 浩章
1兵庫医科大学 産科婦人科
キーワード:
Clomifene
,
Gonadotropins
,
Metformin
,
多嚢胞性卵巣症候群
,
月経異常
,
焼灼法
,
腹腔鏡法
,
不妊症-女性
,
アルゴリズム
,
Letrozole
,
評価基準
,
生活指導
Keyword:
Infertility, Female
,
Metformin
,
Menstruation Disturbances
,
Gonadotropins
,
Polycystic Ovary Syndrome
,
Clomiphene
,
Cautery
,
Algorithms
,
Letrozole
,
Laparoscopy
pp.1457-1463
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022034120
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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は生殖年齢女性の約10%にみられ、日常診療でも数多く遭遇する。PCOSは、排卵障害、月経異常とそれに伴う合併症のリスクを有するため、挙児希望の有無にかかわらず、その状況に応じた適切な管理が重要である。挙児希望を有する就労女性に対しても、漫然と治療を行うことなく、治療のアルゴリズムに則って、治療薬による副作用発現にも注意しながら、診療を進めていくことが重要である。
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