特集 画像!-エキスパート直伝 産婦人科画像診断-
(第2章)生殖内分泌 卵胞発育モニタリング
宮崎 有美子
1
,
白藤 文
,
折坂 誠
1福井大学 医学部産科婦人科
キーワード:
Clomifene
,
Gonadotropins
,
黄体形成ホルモン
,
月経周期
,
超音波診断
,
卵胞
,
Letrozole
,
生殖補助技術
Keyword:
Ultrasonography
,
Luteinizing Hormone
,
Menstrual Cycle
,
Gonadotropins
,
Ovarian Follicle
,
Clomiphene
,
Letrozole
,
Reproductive Techniques, Assisted
pp.224-228
発行日 2021年3月25日
Published Date 2021/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021180192
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<Point!>・卵胞発育モニタリングは、経腟超音波断層法による卵胞径計測と尿中LH測定をメインに、基礎体温測定・頸管粘液検査・子宮内膜エコー・血中E2測定を交えて総合的に行う。・卵胞径はおよそ10mmを超えると1日あたり、1.5~2mmのペースで増大するが、発育速度に個人差がある(1~3mm/日)ため、排卵予定日の数日前より経時的なモニタリングが必要である。・主席卵胞が排卵する卵胞径の目安は、自然周期20~24mm、クロミフェン周期23~28mmであり、ART周期で採卵の目安にする卵胞径は18~20mmである。
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