特集 卵巣Up to Date
卵子成熟、排卵に関する最近の知見
吉野 修
1
,
本田 雅子
,
平岡 毅大
1北里大学 婦人科教室
キーワード:
黄体形成ホルモン
,
Tubulin
,
Progesterone Receptors
,
変異
,
排卵
,
卵
,
Chemokines
,
PANX1 Protein
,
TRIP13 Protein
,
PATL2 Protein
Keyword:
Tubulin
,
Luteinizing Hormone
,
Ovum
,
Chemokines
,
Ovulation
,
Mutation
,
Receptors, Progesterone
,
PATL2 Protein, Human
,
PANX1 Protein, Human
,
TRIP13 Protein, Human
pp.913-917
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021278875
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排卵刺激時のLHサージは卵子-卵丘細胞複合体に作用することで卵丘顆粒膜細胞は膨化し(cumulus expansion)、間接的に卵子の成熟を促す。近年、conditionalノックアウトマウスを用いた研究がさかんになり、卵子成熟、排卵に関して新たな基礎的研究知見が集まりつつある。また、ヒト検体に対しても全エクソームシーケンシング(WES)にて解析することで、卵子成熟停止の原因遺伝子などに関しても新たな知見が得られている。
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