症例
術後13年目に腟断端にポリープ状再発を認めた子宮体癌の1症例
前田 振一郎
1
,
東田 太郎
,
菅原 正人
,
高石 侑
,
門元 辰樹
,
吉岡 信也
1神戸市立医療センター中央市民病院 産婦人科
キーワード:
腫瘍再発
,
腟腫瘍
,
放射線療法
,
CA-19-9抗原
,
類内膜癌
,
コルポスコープ
,
PET-CT検査
Keyword:
Positron Emission Tomography Computed Tomography
,
Carcinoma, Endometrioid
,
CA-19-9 Antigen
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Vaginal Neoplasms
,
Radiotherapy
,
Colposcopes
pp.389-394
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021146844
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症例は86歳女性、3妊1産。X年子宮体癌1期の術前診断で開腹術施行。病理組織検査では一部扁平上皮への分化を伴う類内膜癌Grade2、筋層浸潤>1/2で進行期IIA期と診断。化学療法を追加しX+13年検診まで再発を認めなかったが最終検診の3ヵ月後に性器出血を認め再受診。視診にて腟断端に易出血性の1×3cmのポリープ状の腫瘤を認め腟断端細胞診、組織診およびPET/CTにて腟断端の局所再発と診断。放射線治療後24ヵ月間再発兆候はない。
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