特集 QOLを考える
婦人科がんとQOL
小原 久典
1
,
宮本 強
,
塩沢 丹里
1信州大学 医学部産科婦人科学教室
キーワード:
抗腫瘍剤
,
子宮頸部腫瘍
,
子宮内膜腫瘍
,
術後合併症
,
生活の質
,
生殖器腫瘍-女性
,
放射線療法
,
卵巣腫瘍
,
最小侵襲手術
,
センチネルリンパ節生検
,
妊孕性温存
,
癌サバイバー
Keyword:
Minimally Invasive Surgical Procedures
,
Antineoplastic Agents
,
Cancer Survivors
,
Genital Neoplasms, Female
,
Uterine Cervical Neoplasms
,
Endometrial Neoplasms
,
Postoperative Complications
,
Ovarian Neoplasms
,
Quality of Life
,
Radiotherapy
,
Sentinel Lymph Node Biopsy
,
Fertility Preservation
pp.304-310
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021146831
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がん領域のQOLの評価には、おもに疾患に特徴的な症状などを評価することができる疾患特異的尺度が利用されており、婦人科がんに特化した尺度もある。婦人科がんの治療では、妊孕性の喪失や性機能障害などによりQOLが低下する特有の側面がある。がん治療では、いかに治療効果を低下させることなく、QOLを維持しながら治療を行うかが重要であり、婦人科領域における取り組みを紹介する。
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