特集 婦人科がん機能温存治療のすべて
手術療法と機能温存
三上 幹男
1
1東海大学 医学部専門診療学系産婦人科
キーワード:
婦人科外科
,
子宮頸部腫瘍
,
子宮内膜腫瘍
,
性機能不全-生理的
,
生殖器腫瘍-女性
,
膀胱疾患
,
卵巣腫瘍
,
リンパ浮腫
,
臓器温存療法
,
妊孕性温存
Keyword:
Urinary Bladder Diseases
,
Lymphedema
,
Genital Neoplasms, Female
,
Uterine Cervical Neoplasms
,
Endometrial Neoplasms
,
Ovarian Neoplasms
,
Gynecologic Surgical Procedures
,
Sexual Dysfunction, Physiological
,
Organ Sparing Treatments
,
Fertility Preservation
pp.808-811
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021247658
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婦人科悪性腫瘍への手術は、病態によっては子宮摘出、卵巣摘出が不可欠であり、女性の一生を左右する大きな決断である。最も大切なことは、科学的にその根拠を説明し、様々な可能性も含めて細やかな対応を行うことである。つまりがん治療の目的はがんの根治であるが、その理解のうえでshared decision makingを行うことが重要である。また、治療経験が少ない時には、多数例を扱っている施設に紹介を行うことも大切である。
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