特集 一から学びなおす 婦人科がん化学療法有害事象の管理
治療関連骨髄性腫瘍(二次性白血病・骨髄異形成症候群)
横須 幸太
1
,
田部 宏
1国立がん研究センター東病院 婦人科
キーワード:
Carboplatin
,
Cisplatin
,
Etoposide
,
Ifosfamide
,
骨髄異形成症候群
,
抗腫瘍剤
,
生殖器腫瘍-女性
,
白血病-急性骨髄性
,
腫瘍-第二原発
,
Olaparib
,
Liposomal Doxorubicin
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Leukemia, Myeloid, Acute
,
Myelodysplastic Syndromes
,
Carboplatin
,
Ifosfamide
,
Genital Neoplasms, Female
,
Cisplatin
,
Neoplasms, Second Primary
,
Etoposide
,
Liposomal Doxorubicin
,
Olaparib
pp.201-205
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020137222
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
近年のがん治療の進歩により、治療終了後に長期生存を得られることは珍しくなくなった。それに伴い治療後の晩期合併症の存在もクローズアップされるようになっている。治療関連骨髄性腫瘍は化学療法や放射線治療後に数年~十数年して発症する予後不良な疾患である。発症率は化学療法の治療歴がある患者全体の1%未満とされるが、婦人科領域で用いられる薬剤にはリスクが高いものが多く、その知識をもっておくことは重要である。
Copyright© 2020 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.