WHO NEWS
世界の身体活動低下の状況とフレイル予防の取り組み
兵庫県立大学地域ケア開発研究所・WHO協力センター
pp.40-40
発行日 2024年9月20日
Published Date 2024/9/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001686
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- 文献概要
身体活動の世界的な傾向
WHOは、身体活動を、エネルギー消費を必要とする骨格筋によって生成される何らかの身体運動と定義している(「WHO身体活動および座位行動に関するガイドライン」)★1。ウォーキングやスポーツなどだけでなく、移動や家事、肉体労働も身体活動の一つとされている。定期的な身体活動は、心臓病、高血圧症、脳卒中、糖尿病などの非感染性疾患(NCDs)の予防と管理に役立つことが証明されている。身体活動の低下は、非感染性疾患、身体機能および認知機能の低下、体重増加、精神疾患のリスクを高めることがわかっている。
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