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かかりつけ医機能の報告事項を合意 一次診療で対応できる疾患を報告
「社会保険旬報」編集部
pp.94-95
発行日 2024年8月20日
Published Date 2024/8/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001663
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厚生労働省の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」(永井良三座長)は7月5日、来年4月から始まるかかりつけ医機能報告制度において医療機関に報告を求める事項について協議し、おおむね合意しました。17の診療領域ごとの一次診療の対応可否や一次診療を行うことができる疾患を報告事項とするほか、かかりつけ医に関する研修の取り扱いでは修了者の有無を報告することとしました。今後、施行に向けて関係省令・告示の準備を進めるとともに、「かかりつけ医機能の確保に関するガイドライン」の作成に取り組むことになります。
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