常任理事のマンスリー通信

看護補助者の確保には賃金の改定が必須

　めっきり涼しくなりました。10月は、地区別法人会員会で各地区におうかがいし、次期看護のビジョン等についての意見交換をしています。地区別法人会員会の直前、国の補正予算の検討に合わせ、高橋弘枝日本看護協会会長、髙原静子日本看護連盟会長とともに、武見敬三厚生労働大臣をはじめ、自民党政務調査会の国会議員へ「①看護補助者の賃金増の実現、②ナースセンターにおける看護補助者確保のためのシステム改修への財政支援」の要望に回りました。医療の世界だけでなく他業種においても人材確保困難がニュースで取り上げられていますが、看護補助者の確保には、賃金の改善と働く環境整備が必須です。議員の方々はその現状に理解を示してくれていますが、現場の看護管理者の声、支援がさらに必要です。また、看護職確保として、プラチナナースの活用について、地区別法人会員会において取り組みの報告があり、私自身プラチナナースに入るため、働き方について真剣に考えているところです。